ジャムズネット東京 第6回講演会 を後援しました。

「国際人をめざす会」は特定非営利活動法人「ジャムズネット東京」の第6回講演会 を後援しました。以下は、同講演会に参加した阿部理事の参加報告です。

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(写真は昨年の第5回講演会の時のものです。)

JAMSNET東京第6回講演会の参加報告(後援団体として)
~異国での生と死を見つめて~>

さる7月23日、東京医科大学病院本館にて開催されたジャムズネット東京(海外で活動する日本人を支援する専門家グループ)の講演会に参加しました。今回の講演は、昨年に引き続きジャムズネット東京の理事を兼任する福永副会長のご尽力により、外務省、日本渡航医科学会とともに後援者に名を連ねることができました。

後援することを踏まえて、山田会長、大山事務局長、阿部理事、岩動理事、酒井理事、松下理事の総勢6名が主催者事務局の支援のため、昨年に引き続きジャムズネットのロゴ入りポロシャツを着て会場1時間半前より参加しました。

6名の参加者は、主催者側が講演会の開始前に総会を開催したために全面的に受付チェック事務と講演会および懇親会の会費の徴求事務を代行したり、来賓者のお出迎えや来場者に資料の配布やポロシャツ販売促進に貢献したりと大活躍でした。事務局の皆さんと親しく協働できて、当NPO法人の存在感を存分にアピールできました。

講演会のテーマは、「異国での生と死をみつめて」で、ゲストトークは浅田次郎氏の「日本人の死生観」についてのお話でした。

ジャムズネット東京の理事で外務省診療所長の中本先生のお話は、ご自分の具体的な海外体験に基づいたもので、特にハワイ州オワフ島沖で宇和島水産高校の練習船「えひめ丸」の米国原子力潜水艦との衝突・沈没事件に関し、遺体引き上げを巡る日米の対応の差が国民性・伝統の違いにより大きく異なったことを指摘され、彼我の死生観にまつわる認識の違いに改めて思いを巡らせました。

中でも一番会場を沸かせたのは、国際霊柩送還士(会社社長)の木村理恵さんによる遺族の思いに沿った対応にひたすら精魂と誠意を傾ける熱意に燃えたお話でした。

個人的にも30数年前のドイツ勤務時代にお客さまが帰国直前に急逝したため、急遽、火葬場とお経を唱えられる人を探し、ご遺体を荼毘に付し遺骨を奥さまが持ち帰るためのお世話をするなど、大変苦労をした経験がありました。そのために、特に木村さんのお話は興味津々たる内容となりました。

今回も懇親会を通じて、主催者の事務局の方やサポーターの方と懇親を深めることができました。ジャムズネットの組織は海外支部が多くあり、また会員の方は医療関係者や海外経験者も多く、我々と海外生活での接点や共通の認識があり、お話しが大いに盛り上がりました。

当法人の活動に共感をいただき、早速に当法人の会員になって頂いた方もおりました。一方、事務局の方と懇親会でじっくりとお話ができて当法人のPRをする機会が持てました。後日、早速にメールをいただき、「ジャムズネット東京の会員にも是非国際人をめざす会の活動を知っていただく必要があり、ジャムズネット東京のメルマガに記事を掲載してほしい」とのありがたい依頼がありました。

今回の講演会の参加を機会に、ジャムズネット東京の皆さんにも当NPO法人を十分に認知してもらえ、今後の連携と協力の可能性に道を切り開くことができたように思われます。

なお、詳細については、ジャムズネット東京のHP(http://www.jamsnettokyo.org/about/archives.html)にてご覧いただけます。