春日部共栄中学高等学校へ河野講師を派遣しました

6月14日、春日部共栄中学高等学校に、当会講師の河野通直さんを講師として派遣し、「国際感覚を身に付けよう」のテーマで、講演を行いました。

同校は常に新しい時代に対応した“時代と共にある教育”を実践する中から、「共に素晴らしい未来を切り開いていく人材」を育成する伝統を築き上げています。 生徒達は学校生活を通じて、自分の可能性や才能を発見し、 夢に向かって大きく翼を広げて日々成長しています。埼玉県春日部市に在る明るいキャンパスでは国際化時代に生き海外に飛び出す世界のリーダ-を育てる為にも国際理解を深め、国際感覚を磨き身に着ける為のグローバルプログラムを進めています。

 

河野講師プロフィール
早稲田大学理工学部電気工学科卒 三菱商事(株)入社 国際ビジネスプロジェクトに活躍。IISTビジネススクールUCLAサマースクール研修。世界80カ国余出張・駐在・往訪。地域冷暖房熱供給事業運営会社社長。退任後は大学で国際商取引論等講義、現在に至る。

以下、河野講師の出講レポートです。
今般、春日部共栄中学高等学校より“国際感覚を身に付けよう”との演題の基に講演要請を受けた。早速に担当の教頭先生と具体的内容につき打合わせをした処、「海外現場で実際に活動して修羅場の実体験の在る経験を基にした講演が生徒達に良く響いて好ましい。以前に現役の大学生を同道してきてもらい、共にお話してもらったのが生徒達にとてとても良く響いた」との事だった。そこで今回もその方法にしましょうと下記の2人を同道する案を提案した。

  • 東大教養学部4年生:アメリカ留学しインターンとしてNYC事務所で勤務実績あり
  • 東京音大卒し中央アジアの小中学校で音楽教育2年間奉職し帰国したばかりの女性

其れは極めて好ましいので是非お願いしたいとの事だった。早速に同道予定者2人と打合わせし、「現地状況はどうだったかそこで如何に苦労し、また楽しく活動してきたか」を夫々が分り易く話し、生徒さん達との懇談を進める事とした。 特に音楽教育では自分はピアノがベースだが現地で出会った民族楽器に魅せられて、自らその演奏練習に入り込み、今や演奏者としても専門家として楽しめるようになった事から、その民族衣装を着て実演奏をも取入れようとの事となった。

予定のキャンパス扇型特別教室に入ると260名の中学生が集まり生徒代表の歓迎の言葉に迎えられた。先ず私から世界全体のイントロをした後に、二人の若手に話を任せた。 東大生はアメリカでの留学体験とその後の現地NYCシンクタンク会社での実体験を話し、 東京音大卒生は現地の音楽教師としての活動を独特の現地体験を臨場感あふれ話をした。 同校は文武両道をモットーにしていることもあり参加の生徒さん達からも極めて喜ばれる良い手応えを得、最後に生徒代表から感謝の言葉を送られて会場を後にした。

尚、同校は講演を受けるにあたり事後の感想文ではなく、テーマに関する思いを生徒達に準備の為に講演会事前レポートを書かせており、その一部を送って頂いた。読ませて貰うと内容充実で極めてしっかりしており、中学生たちの熱心さにビックリするほどでこれは我等も講演する際に充分に理解しておくべきで、重要参考になると添付しておきましたので、ご一読被下度。

生徒事前レポート①
生徒事前レポート②
生徒事前レポート③