JAMSNET東京第7回講演会に参加しました

7月29日、東京大学先端科学研究技術センターにて開催されたジャムズネット東京(海外で活動する日本人を支援する専門家グループ)の講演会に参加しました。

今回の講演は、昨年に引き続きジャムズネット東京の理事を兼任する福永副会長のご尽力により、外務省、日本医師会、日本渡航医学会とともに後援者に名を連ねることができました。これで第5回講演会以来、連続3回にわたり後援団体となることができて、当法人との親密な関係を一層深めることに貢献できました。

後援団体であることを踏まえて、山田会長、大山事務局長、阿部理事、山口理事、松下理事の総勢5名が主催者事務局の支援のため、昨年に引き続きジャムズネットのロゴ入りポロシャツを着て開場1時間半前より参加しました。

また、当日は、当法人の河野氏が一般参加者として講演会と懇親会に参加しました。

5名の参加者は主に受付で物品販売を担当して、来場者に資料の配布やブルゾン・ポロシャツ販売促進に貢献するなど大活躍で、皆さん、カラフルなポロシャツがとても似合って、若々しく溌剌とした様子でした。事務局の皆さんと親しく協働できて、当NPO法人の存在感を存分にアピールできました。

講演会のテーマは、「医療アクセスの壁を越え、国の境界を超える未来の医療」で、3名の講師が登壇しました。

外務省のメンタルヘルス・コンサルタントで、これまで世界100都市以上を訪問し、海外邦人コミュニティにおけるメンタルヘルス実態調査と連携に携わって来られた鈴木満先生から「海外邦人への遠隔メンタルヘルスケアにむけて」と題した大変興味あるお話を伺えました。
特に、東京大学先端科学研究技術センターの准教授で小児科医の熊谷晋一郎先生は、ご自身が脳性マヒの後遺症のためにクルマ椅子でご登壇されましたが、「マイノリティーの健康格差:障害・スティグマ・言語」というタイトルで、①心的障害(スティグマ)②物的障害(アクセスビリティ)③言語的障害(情報障害)の観点から説得性のあるお話をされ、感銘を受けました。

今回も懇親会を通じて、主催者の事務局の方やサポーターの方と懇親を深めることができましたが、事務局の皆さんから当法人のサポート・貢献に大変感謝されました。
ジャムズネットの組織は海外支部が多くあり、また会員の方は医療関係者や海外経験者も多く、我々と海外生活での接点や共通の認識があり、お話しが大いに盛り上がりました。

昨年度は、当法人の活動に共感をいただき当法人の会員になって頂いた方もおりましたが、加えて当法人の講演会や行事にもジャムズネットの会員の方々にご参加頂くようにもなりました。今後、当法人の会員がジャムズネット主催の講演会に一人でも多く参加するようになり、さらに一層、相互の交流が深まることを期待しております。

なお、講演会の詳細については、ジャムズネット東京のHP にてご覧いただけます。

以上

理事 阿部清 記

JAMSNETチラシ