「第40回講師の集い」が開催されました。

第40回講師の集い」報告書 

第40回講師の集いが、キヤノングローバル戦略研究所会議室(新丸ビル11階)にて当会講師の河野通直さんの司会にて10月5日に開催されました。

当日は、最近ご出講いただいた講師3人に出前授業や講演のお話をして頂きました。

 

菊池紀男講師はお住いの町田市の行政が運営している「町田市学校支援センター」に当法人の地域コーディネーターとして登録され、地元の町田市立真光寺中学校でボランティア活動を実施していることが評価されまして、今回、真光寺中学校で開催された「第31回国際交流の日」に、菊池講師ご自身をはじめ合計3名の講師派遣に結実することができました。今回初めて出講でしたが、クラスを小さなグループに分けたり、クイズで興味を引くなど創意工夫された授業内容を紹介いただいたあと、反省点として時間配分の難しさをあげていただくなど、率直なご意見を伺いました。

2018年6月30日に、町田市立真光寺中学校で開催された「国際交流の日」での菊池講師の講演内容および生徒の感想は下記で詳しくご覧いただけます。

町田市立真光寺中学校への出講記録

 

岩動講師はすでに過去2回出講の実績があります。しかし、今回は6年振りで、当法人のHPの「私の出前授業」紹介コーナーで岩動講師の授業メニューとプロフィールを見ての出講依頼でした。「異文化との出会いと共生」について、人権的な観点から話してほしいという希望で、道徳の教科化に伴い、「人権」を国際的なフィールドから捉えようという新しい動きもあるので、チャレンジして頂きました。子ども時代の異文化体験のお話から始まリ、経験に根ざした異文化コミュニケーションの講義は、生徒に多文化理解の難しさと面白さ、そして相手の立場を配慮することが人権意識につながることをよく理解できるものでした。

2018年5月19日、岩動講師に出講をお願いした相模原市立藤野中学校の全生徒150名と保護者30名を対象にした「異文化との共生から考える人権」の講演の詳細と生徒の感想は下記で詳しくご覧いただけます。

相模原市立藤野中学校への出講記録

 

酒井講師には、大変好評だった2016年の岩手県金ヶ崎高校の講演をベースに、秋田県教育庁の要望により、スーパーイングリッシュキャンプにおけるゲストスピーカーとして、90分全て英語で講演されることにチャレンジしていただきました。前泊されてキャンプに参加する生徒たちと意見交換される機会をもたれたので、生徒の様子なども詳しく伺うことができました。たいへんな荒天のなかの出講となり、ご苦労をおかけしましたが、講義内容は多彩なALTの経歴にまつわるクイズをいれるなど、アクティビティを中心とした講座はとても好評だったようです。

なお、秋田県のスーパーイングリッシュキャンプは、今まで湯沢講師(2回)、関根講師(2回)、そして今回の酒井講師と素晴らしい講演が秋田県教育庁の高い評価を得、今年で連続3回、しかも、年3回開催のスーパーイングリッシュキャンプの内、その2回に当法人からゲストスピーカーとして招聘される結果となっております。

2018年8月16日の秋田県教育庁主催で開催された「スーパーイングリッシュ・キャンプ」の講演は下記でもご覧いただけます。

秋田県スーパーイングリッシュキャンプへの出講記録

 

講師派遣は、今年すでに8件が実施済みで、続いて1件出講が決定しており、折衝中の案件もかなりあります。リニューアルしたHPにすでにアクセスがあるなど、出講についても新しい動きがでています。そんななか開催された講師の集いは、情報交換も兼ね活発な議論もあり、時間が足りなくなるほどでした。

 

(文責 笠原仁子)