阿部理事より嬉しいニュースのご報告です。

「国際人をめざす会」が毎年講師派遣を実施しております横浜市立矢部小学校と、横浜戸塚地域の学校支援ボランティア組織「きずな」が企画・推進した「地域学校協働活動」が、その活動内容が他の規範と認められ、今年度の「文部科学大臣賞」を受賞しましたので会員の皆様にお知らせします。

その「きずな」の会長で当会の講師派遣委員長の阿部理事から喜びのメッセージを頂戴しました。当会は、日ごろ親密に連携活動をしており、この喜びを分かち合いたいと思い、会員の皆様にご報告する次第であります。

      

<阿部理事からの喜びのメッセージ>

4年前の「第34回講師の集い」にて「日米公立小学校の国際交流プロジェクト」(副題:将来の国際人を育てるためと地道な民間外交のためのボランティア活動)のテーマでお話したことがございます。

当会からはこの国際交流プロジェクトに関して、来日したアメリカの児童と先生たちの日本文化体験の一環として「英語落語」講演のために、2度にわたり講師派遣をしたご縁がありました。

実は、このプログラムの企画・推進を担っているのが、横浜市立矢部小学校・学校支援ボランティア組織「きずな」であり、私は2010年にその設立に係わり爾来会長に就任して、地元小学生の豊かな学びのためにささやかながら貢献してきました。

(延べ150名の地域と保護者の方が登録・参加して、6つの分野でボランティア精神に基づき活動しています)

この度、そのボランティア組織が横浜市教育委員会の推薦を受けて、平成30年度「地域学校協働活動」推進に係わる文部科学大臣表彰を受賞することになりました。

昨年12月、文科省本省講堂で開催された授賞式に校長先生と一緒に参加し、柴山文科省大臣より表彰状を受領してきました。(その際の写真を添付しました)

受賞対象団体は北の北海道から南は沖縄まで96団体でしたが、神奈川県からは戸塚の地元小学校を含め2校のみが文科大臣賞受賞の対象でした。なにせ1,000を超える公立小中学校のある神奈川県内で2校に選ばれ、名誉ある賞を受賞したために、地元戸塚区矢部の地域では大変話題となり、まさに「時のひと」になった感じです。

12月末には、受賞した2校の校長先生と団体が一緒に表彰状を持参して、横浜市教育長を表敬訪問しました。(その際の様子が毎日新聞に写真付きで掲載されましたのでご覧ください)

「きずな」のメンバーの皆さんの地道な活動の労が報われた瞬間でもあり、この受賞は「きずな」の皆さんの今後の励みとモチベイションに資する観点から、「きずな」会長として素直に皆さんと喜びたいと思っている次第です。

当会とは直接的には関係はございませんが、共通のミッションを掲げ活動している者として、やや個人的な事柄と思われましたが、ご報告させて頂きました。

阿部 清

毎日新聞 記事