第8回 JAMSNET 東京 講演会を後援しました。

「国際人をめざす会」は特定非営利活動法人「JAMSNET(ジャムズネット)東京」の第8回講演会を後援しました。以下は、同講演会に参加しました岩﨑理事の参加報告です。

JAMSNET東京第8回講演会の参加報告(後援団体として)

<~災害医療 私たちに何ができるであろうか?~>

7月28日日曜日、早稲田大学早稲田キャンパス9号館にて開催されましたジャムズネット東京(海外で活動する日本人を支援する専門家グループ)の講演会に参加しました。今年の講演も、ジャムズネット東京の理事を兼任する福永副会長のご尽力により、外務省、日本医師会、日本渡航医学会とともに後援者に名を連ねることができました。

第5回講演以来、昨年の第3回ジャムズネットワールド講演会も含め連続5回にわたり後援団体となりました。今回は大山事務局長、阿部理事、菊池理事、山口理事、岩﨑理事、松下理事、河野講師の総勢7名がジャムズネットのロゴ入りの4色(ピンク、青、エメラルドグリーン、黒)のカラフルなポロシャツをそれぞれ着て参加しましたが、ジャムズネット東京の講演会の後援団体としての一体感をさらに高めることができたと思います。

講演会のテーマは、「災害医療 私たちに何ができるであろうか?」で、3名の講師が登壇されました。

国内外の災害医療に携われた東京大学大学院医学系研究科救急医学教授の森村尚登氏、世界で流行する感染症について多角的な研究をされている防衛医科大学校防衛医学研究センター教授の加来浩器氏、南三陸町公立志津川病院で勤務医として2011年東日本大震災を経験されたマクマスター大学消化器内科リサーチフェローの菅野武氏にご自身の貴重な経験に基づくお話をいただきました。時には洒脱な語り口を含め、講演は実体験に基づいた臨場感あふれる内容で、ふかく感銘するとともに、いかに日頃の備えを怠らないようにするか、また災害における支援の在り方に考えさせられるものがありました。

30年以内に首都直下型地震、南海トラフ地震などが起きる可能性が高いといわれています。来年は東京オリンピックも控えたくさんの外国の方が日本を訪れます。約260万人の在留外国人を含む外国人の医療へのアクセスは今後の日本の大きな課題です。

当会として今後も他の団体などとの協働により当会の活動の幅を広げていくことがあらためて重要であると感じました。

講演会終了後の懇親会にも参加しましたが、海外に目を向けるという共通点をお持ちの方が大勢参加しておられ、いろいろな意見交換でき有意義な時間を持つことができました。

また、ジャムズネット東京仲本会長の突然のご指名ながら、懇親会参加者の前に出て「国際人をめざす会」のPRする機会を頂き、多くの参加者に当法人をアピールすることができて、プレゼンスを高めることができました。

以上

(文責:岩﨑守)