春日部共栄中学校へ鳥居講師を派遣しました。

11月13日、春日部共栄中学校へ鳥居正男講師を派遣し、「グローバル社会の中の日本」というテーマで、中学2、3年生に講話を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居正男講師略歴

1966年上智大学外国語学部ドイツ語学科に入学。 1969年アメリカ・メリーランド州ロヨラカレッジ経営学部に編入、1971年卒業し日本ロシュに入社。ローヌ・プーランローラー(株)、シェリング・プラウ(株)、ベーリンガーインゲルハイムジャパン(株)の代表取締役社長を歴任し、現在、ノバルティスホールディングジャパン(株)代表取締役社長。2018年より、在日スイス商工会議所副会頭。

以下、鳥居講師の出講報告です。

事前に星善博教頭先生から、生徒が多様性を受容し「世界」の広がりと大きさに目を向けて「夢」を持つ機会とされたいとのお考えをお聞きいたしましたので、海外に関心を持ってもらえる話の内容を心掛けました。

当日は中学2,3年生230名が集まってくれました。タイトルは「グローバル社会の中の日本」とし、私自身のアメリカでの海外生活の様子と学んだことから話を始め、グローバル化が進んでいること、その中で日本の良さを確認しながらグローバル環境で日本が遅れてしまっていることへと話しを進めました。グローバル化を理解してもらうために国際化との違いを一緒に考えるようにし、グローバル化は多様性を意味すること、多様な文化の間ではコミュニケーションスタイルが違うこと。島国で日本語だけで話が通じてしまう日本人は居心地の良さの中で海外に目を向けずに済んでしまう傾向がある。グローバル社会を楽しむには、1)海外を見る、2)自分の意見を持ち口に出す、3)人を好きになる、4)何にでも興味を持つことをお話しいたしました。

生徒さん達は興味深く聞いてくれて講演のあとは活発に鋭い質問が出ましたので、今まで以上に海外への関心を持ってくれたのではないかと期待しております。

素晴らしい志を持った春日部共栄中学校でやる気溢れる生徒の皆さんにお話をする機会をいただき感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

生徒のレポート(中学3年生)

生徒のレポート(中学2年生)