横浜市立矢部小学校へ講師を派遣しました。

2015年2月27日、横浜市立矢部小学校へ湯沢講師を派遣しました。

湯沢講師は、現在、国際貿易投資研究所専務理事で、ジェトロ理事、エルサルバドル大使、エジプト通産大臣輸出振興アドバイザーを歴任され、スペイン、米国、ブラジル、ペルー、エルサルバドル、エジプトに駐在経験されています。

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以下、湯沢講師の出講報告です。

2月27日、国際人をめざす会の理事阿部清さんと地下鉄踊場駅(横浜市営)で落ち合って、矢部小学校へ向かいました。阿部さんは矢部小学校をサポートするボランティア・グループ「きずな」を立ち上げ、その会長でもある方です。PTAでは手の届かない、農業体験、図書室関連の活動、教科学習支援、英語授業サポートなど阿部さんの着想は素晴らしいものがあります。米国ヴァージニア州の小学校との生徒交流も実施していると聞いて、公立校の壁を超えてよくぞ実現したものと感嘆しました。 藤田副校長、黒木校長の両先生とご挨拶し、歓迎のお言葉を頂きました。

講堂には120人の生徒さんが既に着席しており、演壇で挨拶をしてからフロアに降りて生徒さんに語りかけ、質問し、答えの言葉を基にまた話を展開させました。

出講を承ってからは、120人の夢ある子たちに何をどう話したらよいかあれこれと考ました。社会人のセミナーでも講師の話を聞いて、三つ記憶に残れば「それは素晴らしい講師だ」という相場観を耳にしたことがあります。さすれば6年生の心に一つでも残る話をしたい。もう気持ちは「中学新入生」というわくわく感一杯の生徒たちに、一番響くテーマは「夢」に違いない。「世界へ向かって夢と希望を叫ぼう」というテーマにしたのは、将来何を目指すにしろ世界の人々との関わりが避けられないからです。さらに「夢を夢で終らせないで実現する」方法について、古今の成功者の言葉を伝えました。

  後日、生徒さんたちから以下のような感想文をもらいました。

「・・・・ぼくの思いが広がりました。ぼくの夢も広がりました。お話しを聞いて将来が楽しみになりました。・・・」

「正直こうぎを受ける前は、自分の夢を見付ける事ができませんでした。さらにふと頭にうかんでも自信がなくすぐにあきらめてしまいました。しかし今回湯沢さんのこうぎを聞いてその考え方が180°回転しました。これからは自分の夢を見つけ、それにたいし自信を持つようにしようと強く思いました。そしてぼくは、世界の人、周りの人のためのためになるような事を、また具体的な事ではありませんがしていこうと強く思いました・・・」

「一番印象にのこっているのは、<人に助けられれば人を助けられる>(注:話は逆で、人を助ければ人に助けられる)という言葉と、<どんな職業も日本だけでやろうと思わないで>でした。・・・」

「ぼくが湯沢さんの話を聞いて一番感心をもったことは<天才>という部分です。1%のさいのうと99%の努力>と言う部分にますます感心をもちました。ぼくはあまり習い事にもど力してませんでした。でも湯沢さんの話を聞いて少しでもどりょくできるようになりました。・・・・」

生徒さんはしっかりと受け止めてくれたようです。過分の感想文を頂いて私がわくわくしてきました。お世話になった皆様どうもありがとうございました。

湯沢 三郎

生徒感想文