1月24日(月)国際人をめざす会第3回 国際人教養講座をオンライン開催しました。
当日は、講師にキヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 宮家邦彦氏をお招きし、「新しい国際秩序の形成~2022年の年頭に世界を占う」と題して講演いただきました。
講演は、緊迫が続く国際情勢を広い視野から分析・解説され、問題の本質を鋭く突いたお話でしたが、自らパワーポイントを駆使して「2020年の国際情勢」「1930年代と2020年代の類似点」「いま米国民主党で何が起きているのか」「中国の経済政治発展モデル」「米中覇権争いと日本の生き残り」等々のスライドを示しながら、丁寧に話されました。
講演後、参加者からは「非常に分かり易く、現在の国際情勢について理解を深めることが出来ました。」「日本についても国の立ち位置、行く方を自分なりに思い描く良い機会になりました」など多数の感想をいただきました。
そして、質疑応答の最後に当会の「国際人とは?」の質問に「世界には200か国以上ある。日本以外の外国人の考え方、思想、歴史、言語等を理解することにより、日本を、自分自身を相対化できる人。そのうえで日本の国益を最大化する能力を持つ人」と述べられ、まさに「国際人」宮家邦彦氏の言葉と心強く感銘を覚えました。
(写真・書籍紹介: CIGSホームページより抜粋)