亜細亜大学に木村講師を派遣しました。

12月6日、亜細亜大学に木村正文講師を派遣し、『海外留学に関する現状と心構え』と言うテーマで講義を行いました。

木村正文講師略歴: 1951年 生まれ。上智大学経済学部経済学科卒。
1974年 伊藤忠商事㈱入社、語学研修生として香港大学、南京大学へ留学、その後 北京・香港・広州・上海に駐在、伊藤忠丸紅鉄鋼㈱ 香港・上海駐在(中国総代表)を歴任
2012年~2020年 淀川製鋼所特別顧問、前・亜細亜大学非常勤講師
中国(含む香港)に22年間 駐在を含め、1979年より現在に至るまで日中間を往来

以下、木村講師のレポートです。

テーマ:「海外留学に関する現状と心構え」

昨年に引き続き国際人をめざす会として亜細亜大学で出前授業を行うことが出来ました。思い起こせばこの3年間はコロナの影響を諸に受けました。一昨年は全てオンライン授業、昨年はハイブリッド授業、そして今回は全て対面の授業が復活したこともあり、お陰で学生達との距離感が近く、話にも熱が入りました。やはり対面授業の醍醐味は顔を見てその一挙手一投足に手ごたえを感じることが出来ます。通常学生達は積極的に質問することは少ないので今回は指名して質問したり、教室の中ほどに出て行って直接話しかけたりもしました。

出席した学生は37名、その内“夢カレ生”(アジア夢カレッジ)が11名でした。夢カレ生とは例年中国大連に半年間大連外語大での中国語習得と地元企業にインターンシップを経験することになっていますが、この3年間はコロナ禍で留学が出来ずに現在に至っています。然るに最近徐々に海外留学が復活してきており、海外留学の希望を持っている学生も多くいることから海外留学に関する現状と心構えというテーマで話をすることになりました。

授業の前半は元外務省で大連事務所長を歴任された平川さんに海外留学の貴重な体験や情報を披露して貰い、その後を受けて私から海外留学が今後の人生に如何に役立つか、視野が広がり新たな発見がある事などPPTを使いながら具体例を示して話をしました。

特にインパクトを残したと思われる点を下記します。

*メラビアンの法則

メッセージを発信した時、他人が受け止める影響の度合いは、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%という法則で言語情報だけでは不十分であることを認識してもらうこと。

*外務省の各種研修制度

外務省に入省していなくても在外公館派遣員制度

など海外で実体験出来る制度もあり亜大卒業生も

これまで多くの実績を残していること。

*留学体験が人生に役立つ

サッカーWCでも同世代の若者が海外に出て活躍している。外の世界に出て視野を広げ、友人をつくり、何事にも失敗を恐れずに挑戦すること。加えて就活にも有利で社会人になってからも大切な財産となる。

*チベット紹介

これまで知らなかった世界を知る事。チベット人

には苗字が無い。お墓が無い。何故だろう。

 

以上、時代は大きく変わり今や若い世代が世界で活躍する時代です。従って英語を身に着けることは勿論、他の言語や異文化を学んで真のグローバル人材になって欲しいと思いました。

“Boys be ambitious” “Idea and Challenge”

最後に亜細亜大学の三橋教授、木島非常勤講師を始め関係者にこのような機会を与えて頂いたことに感謝すると同時にまた来年も亜細亜大学での特別講義の機会に恵まれることを願っています。

学生感想文