横浜市立保土ヶ谷中学校に阿部講師を派遣しました。

1月18日、横浜市立保土ヶ谷中学校に阿部清講師を派遣し、「国際社会で働くことについて」というテーマで講義を行いました。

阿部清講師略歴: 横浜国立大学経済学部卒、1969年4月 第一銀行入行(のち、第一勧業銀行、みずほ銀行)、1975年4月西ドイツ留学派遣(マインツ大学)(2年間)、1980年10月 フランクフルト駐在事務所次席駐在員(5年半)、1991年4月スイス第一勧業銀行副支配人(3年間)、1994年4月帰国後、支店長、検査部検査役、2001年6月古河不動産取締役、古河機械金属不動産本部副本部長、2007年3月退職後、自営業(不動産管理)、2009年4月横浜市立矢部小学校PTA会長(2年間)、現在、横浜市立矢部小学校 地域学校協働本部「きずな」会長

以下、阿部講師の出講報告です。

保土ヶ谷中学校では、1年生(300名)を対象にキャリア教育の一環として10の各分野(医療、食、スポーツ、旅行、まちつくり、金融機関、公務員、保育、美容等)の関係者による「職業講話」を企画。 グロバル化した現代で、国際社会の分野を外すわけにいかないとの同校の認識により、当会に「職業講話」の依頼が、学校・地域コーディネーターの仲間経由あった。

各講話を一クラス約生徒30名に分けて、講師は休憩を挟んで、2度同じ講話を25分程度実施し、生徒は一人二つの講話を聴くという「選択制授業」という同校のユニークな一大イベントである。

当会サイドの事情もあり講師派遣委員長自ら講師として登壇、「国際社会で働くことについて」とのテーマにより、以下5つの内容について話をした。

海外に係る仕事の内容

1.その仕事を選んだ理由とエピソード

2.その仕事をするために何が必要か

3.中学生へのメッセージ

4.追記:海外に係る仕事 その先に!

~地元小学校の「国際交流プログラム」の推進・企画~

特に「8日間のホームステーで子どもたちが身につけた(習得した)成果」についての話やインターネットで何でも調べられる時代にそれでも「なぜ海外に行くのか? 海外で何が学べるのか?」など小学生の体験入学の写真も見せて、中学生を刺激し大いに鼓舞した。

   

「国際」の講話を選んだ生徒だけあり、クラスの20%(6人)が「海外に行った体験のある生徒」で、「海外に留学したい」という生徒もいて、一生懸命にメモを取りながら聞いてくれた。質問も真摯な内容であり、生徒の本気度が伝わってきた。終わりに代表として感謝の言葉を述べてくれた生徒は、講話を自分なりに理解した上での挨拶でした。

「海外に行ってみたいという思いが強くなった」

「海外に行って日本との違いを実感してみたい」 「海外に行ってみることの大切さが分かった」 「自分の夢がさらに膨らんだ気がして素晴らしい体験だった」

「海外で活躍できる仕事に就きたいという思いが強まった」

「英語力を高めて実際にいろんな海外の人と会話をしてみたい」

「自分の将来の職業を考える良い機会となった」

「自分の将来の夢を考えるきっかけとなった」等々

の感想を頂いて、大変立派であり講師冥利に尽きました (完)。

生徒感想文①