台東区立桜橋中学校に河上講師を派遣しました。

出講先:東京都台東区立桜橋中学校

対象:全校1-3年生 約200名

場所:同校体育館

実施日時:令和6年11月18日 5・6限(午後13:25-15:15)

テーマ:「グローバル化する社会と異文化・多様性への理解」

授業の概要

上記を含め計22枚のPPTスライドを用いて行った。

経緯等

パワーポイント資料の暫定版を送付した上で9月2日に同校訪問、担当の中嶋教諭(英語担当)と面談、今回の授業依頼に至った経緯説明、授業の内容についてすり合わせ。

  • 同校は台東区教育委員会から「グローバル教育重点指定校」に指名されており、その趣旨に適った内容の行事(講演会等)を行う必要がある由。
  • 担当の中嶋教諭が様々検索した結果、当会のHPの講義テーマにヒットし、依頼に至ったもの。
  • 内容・組み立てについては教諭の考えと一致、ただ対象生徒が中学生で1年生まで含むことから言葉遣いについては極力平易に願いたい旨の要望あり。
  • その後は特にやり取りなく、実施日の約1週間前に当方より最終版のパワーポイント資料と講義内容のメモ(word)を送付、意見要望あれば修正する旨、及び当日のロジスティックスについて確認。
  • 内容についてはその後、特にコメントなく当日訪問

当日の流れ

  • 打ち合わせ通り1時に到着
  • 校長室に案内され校長と面談(挨拶程度)「テーマが中学生にはちょっと難しいかもしれませんね」「海外で経験された事を交えていただいた方が子供たちには」とのコメント。「何度も確認したのに、早く言ってくれたら」と思いつつ対応。
  • 1時20分に生徒が体育館に集合、各自椅子を持参。
  • 中嶋教諭が生徒に趣旨説明、副校長が講師を紹介。
  • 1時30分授業開始、講師持参のPCをHDMIケーブルでプロジェクターに接続、(念のためUBSメモリー、SDカードも持参)、レーザーポインターは学校が用意。
  • 2時10分から10分間休憩。
  • 2時25分再開。
  • 3時10分終了、質疑応答は時間の関係で感想文に織り込んでもらい後日回答することに。
  • 生徒会会長の男子生徒が感謝の辞、生徒は教室に戻って感想文作成。
  • 3時20分―4時中嶋教諭と校長室で英語教育、生徒の職業観醸成等につき意見交換。

講師所感

  • 「多様性、多文化、グローバリズム」という内容自体が中学生にはやや難度の高いものであり、とりわけ1年生から3年生まで一堂に会してということで、講師としてもレベル感を更に考慮すべきであったかとやや反省。結局用意した内容をかなりカットし「エピソード」に差し替えて対応した。

担当教諭の対応次第という面もあるが、事前の「レベル感」のすり合わせが重要だと今回も感じた。

  • 生徒達は長時間の授業にも拘わらず私語やザワザワは一切なく、概ね顔を上げてしっかり聴いてくれていた印象を持った。

以上                       講師: 河上芳明

生徒感想文+質問    Q&A