2026年2月6日、グローバル化社会の教育研究会に木村正文講師を派遣し、「世界に存在感を示す中国と中国人の素の姿」というテーマで講演を実施しました。
木村正文講師略歴: 1951年 生まれ、上智大学経済学部経済学科卒、1974年 伊藤忠商事㈱入社、語学研修生として香港大学、南京大学へ留学、その後 北京・香港・広州・上海に駐在、伊藤忠丸紅鉄鋼㈱ 香港・上海駐在(中国総代表)を歴任 2021年から2020年、淀川製鋼所特別顧問、 前・亜細亜大学非常勤講師 中国(含む香港)に22年間 駐在を含め、1979年より現在に至るまで日中間を往来
以下、木村講師の出講報告です。
講演日時:2026年2月6日(水)午後2時~4時半
開催場所:金沢工業大学虎ノ門キャンパス
開催方式:対面+オンライン ハイブリッド方式
出席者:21名(内ZOOM参加3名)国際人をめざす会から3名参加
講演テーマ:「世界に存在感を示す中国と中国人の素の姿」
本会は第98回教育研究会と銘打っているところから分かるように歴史ある教育関係者の講演会であり、私の場合は教育関係の専門知識も乏しくビジネスマンという立場で話題を提供して果たして充実した研究会になるか不安がありましたが事務局の小山さんから色々アドバイスを頂き自分の感じたままの中国人の生の姿をお話しすることにしました。その結果「案ずるより産むが易し」で時間が足りない程の活発な意見交換が出来ました。
レジュメは以下の通り。PPTを使って下記順序で話を進めてゆきました。
- 中国の経済発展、昔と今、日本から学ぶことは終わった?
- 日本と中国の文化の違い、考え方の違い、行動の違い
- 中国には漢民族以外55の民族がいる。西藏チベットの紹介
- 中国と如何に付き合うか、付き合わない選択肢はあるのか?
尚、時間の関係で今回はチベットに関する紹介はカットしました。
休憩を挟んで講演を終えた後、質疑応答に移りましたが様々な質問、意見が交わされました。その中で関心の高かったのは在日外国人の子息が小中校生として学ぶ機会が増えて如何に異文化理解/多文化共生を実現するかという課題でした。
・杉並区の小学校では最近外国人の生徒が増えて日本語や学力のレベルが異なり日本人と外国人が同時に学ぶ難しさがあり悩みが多い。
・外国人の中でもアジア系の生徒はいじめに会うことが多い、不登校もある。
・先ずは異文化を知り理解して、お互いの違いを認め合うことが求められる。
その他様々な意見がありましたが、その中で最も印象に残ったのは、或る公立中学校の先生が実は学校の教師自体が異文化・多文化に対する理解が不足していて外国人生徒との間に壁が出来てしまうことが多いという指摘でした。正に目から鱗でした。以上、本研究会では多くの教育関係者と幅広い交流が出来るので今後とも当会から毎年講演者を登壇させてゆきたいと考えています。
木村正文

