白金の丘学園に鳥居講師を派遣しました。

2025年3月7日、東京都白金の丘学園に鳥居正男講師を派遣し、中学2年生を対象に「海外へ飛び出そう」というテーマで講演を行いました。

鳥居正男講師略歴: 神奈川県横浜生まれ。1966年上智大学外国語学部ドイツ語学科入学。1969年アメリカ、メリーランド州ロヨラカレッジ経営学科編入、1971年卒業。1975年上智大学国際部経営学修士課程修了。1992年ハーバードビジネススクールAMP(Advanced Management Program)修了

1971年日本ロシュ入社。1983年から1987年までアメリカとスイスのホフマン・ラ・ロシュ社に出向。1992年常務取締役。1993年 ローヌ・プーランローラー代表取締役社長。1995年 シェリング・プラウ代表取締役社長。2011年ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社代表取締役社長。2011年エスエス製薬株式会社代表取締役社長兼務。2016年ノバルティスホールディングジャパン代表取締役社長。2020年よりノバルティスファーマ株式会社取締役会長。2021年8月退任。2020年より上智大学ソフィア会会長。2022年より上智大学評議員。

著書:「上司は部下に仕えなさい」(マガジンハウス)「いばる上司はいずれ終わる」(プレジデント社)

以下、鳥居講師の出講報告です。

受講生は中学2年生72名。東京都港区は昨年から区立中学校の生徒全員をシンガポールに3日間の研修旅行に派遣するプログラムを実施しています。目的はグローバル化が進む中、小さいうちに外国を訪問し海外に関心を持つ生徒を増やすことです。白金の丘学園の現中学2年生が3年になって秋にシンガポールに行く前に海外研修旅行に行く心構えを話して欲しいとの依頼を、篠崎校長先生から受け出前授業が実現いたしました。校長からは、生徒が広い世界に目を向けるようになる話をして欲しいとのことでした。当日は階段式の講堂で生徒の顔がよく見え話やすい会場でした。「海外へ飛び出そう」のテーマで40分の講演の後10分間を質疑応答にいたしました。飽きないように「日本のどこが好き?」「日本は将来よくなると思う?」「行ってみたい国は?」「英語は好きですか?」などの質問をしてなるべく2-wayになるよう心掛けました。自己紹介のあと、アメリカ大学留学中に学んだことやお小遣い稼ぎにやったアルバイトのことなどを話してから、下記の流れでお話しをしました。

Ÿ   日本にはいい点がたくさんある

Ÿ   でも国際社会の中では勢いがない

Ÿ   その理由はグローバル化の流れに乗り切れていないから

Ø 正解主義

Ø 画一化で皆同じ

Ø 人前で話すことが苦手

Ø 海外に行きたがらない

Ø 英語が弱い

Ÿ   グローバル社会で活躍するのに必要なこと 

 Ø  海外へ行く

 Ø  意見を言葉にする

   Ø聞かれたら何か言う

Ø  Yes/Noをはっきり

Ø  違うものを受け入れる

Ø  人を好きになる

Ÿ   シンガポールでやって欲しいこと

Ø  英語で話しかける

Ø  シンガポールの良さを見つける

Ø  日本とどこが違ってるか

Ø  シンガポールの人は何故皆元気なのか

生徒さんは話を興味深く聴いてくれて質疑応答の10分間も明るい前向きな質問であっという間に時が

経ちました。



生徒感想文