2011年2月24日、「国際人をめざす会」の特別フォーラムが開催されました。

2月24日、前日本銀行総裁で、現在 キャノングローバル戦略研究所理事長の福井俊彦氏を講師に迎え、「世界と日本の構図」と題して、当会主催の特別フォーラムが開催されました。当日は、当会会員ならびに一般参加者、約300人が参加しました。

講演会の部では、福井講師より、① 「リーマン・ショック以降、世界の構図がどのように変わってきたか」、② 「先進国共通の課題として、堅固な通貨体制、生産性向上を求める上での本質的な問題点は何か」 等を大変わかりやすく解説いただいた上で、③ これからの日本の構図として、(1)高度成長時代に築いたこれまでの経済モデルを、グローバル化・情報通信時代に適した経済モデルに切り替える必要がある、
(2)経済の価値体系に比し、置き去りにしてきた安全保障の価値体系と文化の価値体系を並行の位置に戻す必要がある、との提言とともに、それらを実践してゆくための道筋についてお話いただきました。また、時間を延長して活発な質疑応答も行われました。

講演会の部終了後、会場内のレストラン「シーボニア」に場所を移し、80名を超える参加者で、懇親会を催しました。福井講師にもご参加いただき、突っ込んだ意見交換も行なわれ、盛大な会となりました。

       

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