2011年9月22日、「国際人をめざす会」の第27回「講師の会」が開催されました。

9月22日18時から、キャノン戦略研究所会議室(新丸ビル)にて大澤会長を始め多数の理事の出席もあり19名が参加し、「講師の集い」が開催されました。3月の東日本大震災もあって久し振りの開催でしたが、今回は福永理事のご紹介により外部から、千葉国際高等学校特別講師・福田晴好氏をお招き致し、『ビジネスマンOBによる「国際理解」授業の実践例』と題し、お話を頂きました。福田氏は日産自動車を皮切りにGM、ジャガー、フォードと、日本・外資系の超一流自動車会社の経営に携わり、豊富な実業界、海外での経験を生かして永年の御自身の希望であった教育界に転身し、現在迄同校にて高校3年生に「国際理解」授業を10年間教えておられます。

 飽食で意欲が薄い生徒、特殊環境の中で事なかれ主義の教職員、躾を他人任せの親、という現実に向かい合って、「国際理解」の必要性を教え、生徒と双方向のコミュニケーション、社会テーマを考え、表現するディベートの効用など具体的な授業の実践例は当会の講師連にとって大変参考になりました。講演後の質疑も活発に行われた後、場所を神田のガード下の「伝説の居酒屋」に移動し、有志12名にて福田先生を囲んで懇親会を行い、喧騒と紫煙の中で議論に花が咲きました。

       

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