春日部共栄中学校へ、河野講師を派遣しました

2017年6月20日、春日部共栄中学校へ、当会講師の河野通直さんを講師として派遣し、中学2、3年生約250名を対象に「外国から見た日本と日本人」のテーマで、講演を行いました。

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河野講師略歴:早稲田大学第一理工学部電気工学科卒業。三菱商事(株)入社。IISTビジネススクール修了。機械・プラント・海外建設や技術導入等の国際ビジネスに活躍。 世界80ヶ国余に駐在・出張・旅行等で滞在・訪問。1998年より地域冷暖房(熱供給) 事業運営会社の社長を務める。社長退任後は淑徳大学国際コミュニケーション学部を中心に「世界動向と国際貢献」「異文化多文化理解」「国際商取引論」等の授業を担当。

以下、河野講師の出講報告です。

春日部共栄中学校は“世界のリーダーを育てる”目標の下に文武両道で大きな飛躍を遂げている埼玉県春日部市にある有名な中高一貫教育の内容充実の学校である。

本物に触れる機会をふんだんにし至誠一貫・自主自立・協調奉仕・明朗勤勉を校訓としている。「時代と共にある教育」を実践「共に素晴らしい未来を切り開いていく人材」を育成する伝統を築き上げている。

今回、学校側より要請のテーマは
1.日本は世界からどのように観られているのか。
2.その状況下で中学生時代の生徒達は、どのように考え何をするのが良いのか。
と言う事であった。

そこで事前に担当の教頭先生のご意向を聴し具体的方法を打合わせる処、「以前に現役大学生を同道してもらい、共にプレゼンしたのがとても生徒達に良く響いた」との事だったので、では今回もその方法にしましょうという事になった。そこで東大法学部4年生・慶応大学理系2年生の現役女子大生に呼びかけ共同して3人での出講となった。

会場は扇形特別教室で2・3年生254人が集まって目を凝らして熱心に迎えてくれた。

最初に生徒さん代表からの歓迎の言葉を頂き、それに応える形で先ず私から上記1.に付き、世界を飛び回って国際プロジェクトを推進した時の経験から「日本・日本人が如何に世界から期待され信頼されているか」お話をし、続いて大学生から夫々に上記2.についてのプレゼンを行った。大学生からは「自分の中高時代の実体験を基にした将来に向けてのお話」だった。

最後にまた私から纏めのお話をした後に、生徒さんからの感謝のご挨拶を頂いた。時間終了後も熱心な生徒さん達が演壇の周りに集まり質疑応答に花が咲き充実の手ごたえを感じた。(生徒さん達からの感想文ご参照)

とても気持ちよく充実の出講で教頭先生に感謝の気持ちを述べ3人で学校をあとにした。

 

生徒感想文

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