慶応義塾大学国際センターに上原講師を派遣しました。

11月9日、慶応義塾大学国際センターに上原講師を派遣し、留学生を対象にワークショップを実施しました。

上原講師略歴

高座名: 鹿鳴家 一輪
神田外語大学外国語学部英米語学科特任講師。King’s College, London 修士課程(応用言語学)修了。英語落語歴8年。
日本語落語歴7年。桂文雀師匠、金原亭龍馬師匠に師事。英語落語は定例落語会の他、外国人向け宿泊施設、小学校、ロータリークラブなどで公演。社会人向け英語セミナーなどでも英語落語、英語小噺を広める。国外ではアメリカのアリゾナ、セドナ、ニューヨーク、コーカサス地方ジョージアのトビリシ、ロンドンで公演。

 

 

以下、上原講師の出講報告です。

2019年11月9日、慶応大学三田キャンパスにおいて留学生を対象に落語のワークショップ(英語)を行いました。対象の留学生は一年間慶応大学で学んでいる学生さん達です。28名ほどの参加者は中国、韓国、ヨーロッパ、アメリカからの学生でした。プログラムは以下です。

1.落語の簡単な歴史
2.英語落語について
3.落語のルール
4.小噺の体験ワークショップ
5.英語落語の実演
6.質疑応答

皆さん落語は見るのも聞くのも初めてでしたから、まず簡単に落語の歴史、特徴、上下のルールなど演じる際のポイント、扇子と手ぬぐいの使い方等をお話し致しました。その後4つ小噺の中から好きな話を一つ覚えていただき、希望者に高座に上がって披露していただきました。4~5人の方に演じていただきましたが、上手(かみて)下手(しもて)をうまく切り、それぞれに味のある小噺でした。

 

 

 

 

 

 

最後は私が高座に上がり、「転失気」を演じました。「転失気」は古典落語の一つで日本的な背景の話ですが、内容は万国共通であり、楽しんでいただけたと思います。質疑応答では英語の落語をどこで見られるかという質問が多く、高い関心を寄せていただき大変うれしく思います。滞在中にぜひ英語落語寄席に足を運んでいただきたいと思います。

今後の英語落語会については以下をご覧ください。

https://www.facebook.com/english.rakugo/

生徒感想文①   生徒感想文②