第10回ジャムズネット東京講演会を後援しました。

第10回ジャムズネット東京講演会 「コロナ禍を越える身体からの発想」

主催 NPO法人 JAMSNET東京
後援 NPO法人 国際人をめざす会
6月27日(日)オンライン(ZOOM)開催

国際人をめざす会は、海外邦人医療支援活動を行うNPOジャムズネット東京(Japan Medical Support Network in TOKYO)の第10回特別講演会を後援させて頂きました。

JAMSNET東京第10回講演会

今年のテーマは、「コロナ禍を越える身体からの発想」と題して、以下の5名の方々からお話しを伺いました。

講演1 「ラグビーが象るからだ −ノーサイドの教え−」

平尾剛(神戸親和女子大学教授 元ラグビー日本代表)

講演2「新型コロナウィルスから得たこと」

加藤節子(沖縄県ちゅうざん病院 摂食・嚥下障害看護認定看護師)

講演3「ロシア武術システマに学ぶ リラックスのコントロール」

伊藤烈(システマ公認インストラクター)

講演4 「介護職の経験から学ぶ 心と体に負担をかけない介護技術」

津田薫(介護福祉士・イラストレーター)
岡田慎一郎(介護福祉士・理学療法士 JAMSNET東京理事・事務局長)

参加者は44名。ストレスを溜めた時の呼吸法や、チームの中で自分が何に貢献できるかの自己満足的な貢献感の大切さなど、幅広い事例に基づく人としての気持ちの構え方について、教えて頂きました。また、「介護の現場で大変なことは、腰痛や疲労ではなく人間関係」という意見も出て、互いの悩みを共有できた活発な講演会となりました。自分の存在を自分でしっかり評価するとともに、人々が互いを慮り、心を通わせ尊重し合うことの大切さについても、あらためて学んだ日でもありました。

文責:福永佳津子