11月16日、神田外語キャリアカレッジに木村正文講師を派遣し、一般企業の中国赴任予定者の赴任前研修を実施しました。
木村正文講師略歴: １９５１年 生まれ。上智大学経済学部経済学科卒。
１９７４年 伊藤忠商事㈱入社、語学研修生として香港大学、南京大学へ留学、その後 北京・香港・広州・上海に駐在、伊藤忠丸紅鉄鋼㈱ 香港・上海駐在(中国総代表）を歴任
２０１２年～２０２０年 淀川製鋼所特別顧問、前・亜細亜大学非常勤講師
中国（含む香港）に２２年間 駐在を含め、１９７９年より現在に至るまで日中間を往来
以下、木村講師のレポートです。
2022年11月16日神田外語キャリアカレッジよりの要請に基づき中国赴任前研修を行いました。対象は理想科学工業（株）の社員の方で来年1月には中国の珠海に赴任するということもあり時間に余裕がなく急遽研修を実施することになりました。
内容は中国の一般政治経済情報、米中対立の現状、そして中国に進出している日系企業の動向などを説明しました。その後、今回最も関心を示していた中国での労務管理、危機管理について様々なトラブルなど具体例を基に紹介すると共に質疑応答を交えて理解を深める努力をしました。
今回トータル3時間半FACE TO FACEという長丁場でしたが受講者も大変熱心でPPT資料を通じて中身の濃い研修が出来たと確信しています。
現在中国ではゼロコロナ政策の影響で現地の働く環境は決して良いとは言えませんが、少しでもこの研修が役に立つことを心より願っております。
尚、受講者より、次の様なコメントを頂戴致しました。
『講師の方の経営者目線の事例紹介や、ニュートラルな立場での講義は非常に良かったし、講師の方の説明も分かり易かった。一方で、GDPやネットユーザー数などの資料内統計がもう少し直近のデータであればもっと説得力があったかも・・・という印象を受けた。』