第6回Yokohama学校地域コーディネーター・フォーラムに参加しました。

9月8日、磯子区の横浜市社会教育コーナーにおいて横浜市教育委員会の後援を得て開催された「第6回横浜学校地域コーディネーター・フォーラム」に参加・出展しました。

当法人は今年で4回目の出展となりましたが、山田会長、大山事務局長、山口理事、菊池理事、越村理事の5名の理事が参加いたし、多くの参加者に当法人の活動を大いにPRして出前授業に繋がるように広報活動を行いました。

この「フォーラム」は、当法人をはじめパナソニック・エコソリューション、キッザニア東京、日立横浜理科クラブ等、学校支援プログラムを提供する企業・NPO法人・大学等30団体が一堂に会して見本市形式にて出展します。

そこに学校関係者はじめ行政関係者、学校地域コーディネーター等が来場して、「横浜の子どもたちの豊かな学びのために」各関係者が横に繋がり連携するための出会いや交流の場を提供することをミッションとしたものです。

横浜市の12校の小中学校の学校地域コーディネーターが実行委員会として、ボランテア精神に基づいて実施した手作りの「フォーラム」です。今年は、延べ人数約170名の参加者が記録されました。

午前の部の「全体交流会」では、ワークショップ形式で行われました。

まず、ゲストスピーカーとして横浜市教育委員会事務局から学校支援・地域連携課の主席指導主事と教育政策推進課の主任指導主事のお二人をお迎えし、フォーラム実行委員長がファシリテーターとして「オール横浜で子供たちの未来を考えよう」というテーマでパネルディスカッションが実施されました。

討論の中で、文科省の方針や法改正により、従来、横浜市教育委員会が養成してきた「学校地域コーディネーター」を今年から各学校長の推薦により「地域学校協働活動推進員」として委嘱するなどその役割を強化する方針が示されました。

今回のフォーラムに40名を超える「学校地域コーディネーター」が参加しており、見本市出展団体からもその役割がますます期待されることとなりました。

一方、教育委員会から「各学校が毎年、総合的学習の科目をはじめ子供たちにつけさせたい能力についてカリキュラムの中で策定するので、各企業団体はその能力に沿ったどのような具体的プログラムが提案できるのか考案したらよい」との示唆に富む発言もありました。

その後、6名ごとのグループでディスカッションのうえ、各グループの代表がそれぞれ問題提起や課題も含めて熱い気持ちを発信しておりました。

「午前の部」の最後と「午後の分」の最初に、15団体ずつ1分間の「アピールタイム」があり、山田会長が代表して当法人の特色や活動内容を1分間で簡潔に参加者にアピールしました。

「午後の部」の見本市では、各理事が当法人のブースで展示パネルを説明しながら意見交換したり、資料等を配布して多くの参加者に当法人の活動を大いにPRしました。

当日参加された各理事のコメントにつき、以下のとおりご紹介します。

1.「地域の学校とコーディネーターとのつながりが更に充実しつつあるように見受けられました」

2.「会場では既に実績をいただいた既存の学校関係者及びコーディネーターの方々とお話する機会があり、また、初めてお会いしたコーディネーターから“英語落語をほかの学校でやっているそうですが・・”の質問をうけたり、同地域との繋がりがしっかりと根付いているのを実感しました」

3.「さまざまな分野で活動されている皆さんの熱気にうたれ、未知の分野のこともいろいろ勉強できた、得難い機会でした」

4.「初参加でしたが、会を重ねる度に全参加者の熱意が高まって来ている感じを体感出来ました」

5.「初めて参加致しましたが、大変参考になりました。今後に活かしたく思います」

なお、阿部理事は本フォ-ラムを企画した主催者側の実行委員会メンバーとして参加し、当日の「総合司会」を務めました。

今回参加された5名の理事による積極的な広報活動により、学校側と当法人がうまく繋がり、出前授業の機会が増えることを期待しております。

以上

理事 阿部清 記

案内チラシ